なおコクリコの原作
風間もまたひたむきな海にひかれ、2人は交際を始める。
しかし、ある日、水沼は風間に海と交際しないよう忠告する。水沼が偶然、海と風間の父親が同一人物であり、2人が異母兄妹であることを知ってしまったのである。
水沼からそのことを聞かされた風間は海を傷つけないよう、父親のことを隠して海に別れを告げるが、それでも海のショックは大きく、やけになって不良の広瀬真と交際を始める。
広瀬の本性を知る風間は海を放っておけず、広瀬の毒牙にかかった海を助けるが、父親のことは話せなかった。
広瀬の魔の手から助けられなかった帰り道、海は偶然、祖父の小松崎島太郎から海と風間の父親が同一人物だと聞かされ、翌日、風間にことの真偽を確かめる。
その際の海と風間のやりとりが広瀬の女友達に聞かれてしまったことで、海と風間が異母兄妹であるという噂が学校内で広まってしまい、海は精神的に追い詰められる。