二十歳のとき峠へGTRで走りに行ったら、峠の麓の道の狭いところで屠殺場のツナギ着たオヤジとカチ合って道の譲り合いで揉めた。すれ違うときトラックへ乗った屠殺場のオヤジが睨んで来たので睨み返した。何とか車同士すれ違って、何か文句を叫んでいたので、うるせぇなと思い後ろを見て「バーカっ!」と叫んだら、トラックから飛び降りてきて牛へ牧草をあげるときに使う大きいフォークみたいなのを持って走って来た。勿論GTRギアをローへ入れて7000回転でクラッチミートして逃げた。いつも牛をチョメチョメしている人は、人を人だと思わないんだと身を持って感じた。