これか

山口射場小銃乱射事件

1984年(昭和59年)2月27日昼ごろ、
陸上自衛隊山口駐屯地にある第17普通科連隊射撃場で、
射撃訓練を受けていた60人の隊員のうち、
左端にいた二等陸士A(当時21歳)が振り向きざまに、
持っていた64式小銃を居並ぶ自衛官に向けて乱射した。
結果、4人が重軽傷を負い、そのうち1人は翌日死亡した。

Aは小銃を携帯したまま、ジープで逃走した。
ただちに、自衛隊や山口県警察は厳戒態勢をとり、
午後4時40分に山口市内で身柄を拘束した。
Aは、「日頃から馬鹿にされて鬱屈が溜まっていた。
『どうにでもなれ』と思って射った」と証言動機を語った