リチャード・ギア、反中国発言でハリウッド追放


 映画『アメリカン・ジゴロ』や『プリティ・ウーマン』など大手スタジオのAリスト(一流クラス)俳優として活躍するも、
反中国発言でハリウッド追放状態となったリチャード・ギアが、The Hollywood Reporter に胸の内を明かした。
中国は今やアメリカに次ぐ世界第2位の映画市場となっており、ハリウッドが中国と親和性を高めていることはよく知られている。


 熱心なチベット仏教徒かつ人道主義者であるリチャードは、1993年のアカデミー賞授賞式でプレゼンターを務めた際、
台本を無視し、中国によるチベット抑圧は「恐ろしく人権が侵害された状態」だと非難。
激怒したプロデューサーにオスカー出禁にされるも、2008年には北京オリンピックのボイコットを訴え、
2012年にもインドで行われた仏教イベントで中国について「世界で最も偽善的な国」を語るなど、臆することなく発言を続けてきた。