2強対決のポイントは!?

2区に青学大は近藤幸太郎(4年)、駒大は田澤とエースを置いてきた。昨年の全日本以降、実に学生駅伝5大会連続の直接対決となるが、これまでは田澤が全勝している。
駒大としては、この区間でリードを広げたい一方で、青学大はいかに僅差に留められるかが1つ目のポイントとなる。

2つ目のポイントが3区だ。青学大はこれまで3区で勝負を決めるパターンが多く、前回もこの区間で大差がついてしまった。
今回も駅伝で安定感抜群の横田俊吾(4年)をエントリーしており、駒大としては前回の反省もふまえて出遅れるわけにはいかない。
駒大は4区に10000m27分41秒68を持つ準エース格の鈴木芽吹(3年)を置いている。本調子ならここが往路の勝負どころとなりそうだが、全日本の欠場からどれだけ調子を戻しているか。

5区は両校とも前回好走した経験者がおり、6区はともに初出場の選手が担うことになる。
7区以降は青学大がやや優勢か。駒大も経験豊富な上級生を並べているが、箱根の実績ではやや青学大に一日の長がある。
駒大は確実に往路でリードを奪い、そのまま逃げ切る戦いが理想だろう。