3までは人間のための玩具という性質をもったモノが、
人間とのかかわりを通して自分の在り方を確認していくお話。
人間の従属物であるので負の側面もえがかれたが、
それ以上に、その性質自体を肯定し、人間とのあたたかな関係性のなかにあるいとおしさを描いた。
人間のおもちゃという性質は、決して不幸な性質ではなかった。
4はその関係性を台無しにして、
おもちゃの自立とか安い話にもっていってしまった。