これだ

個々の課題に沿ってカリキュラムを選ぶことができる中で、堀米は毎朝スケートボードを抱えて自宅を出ると、午前10時から授業を受け、午後はそのまま練習場へ向かった。ボード持参で登校したいと願い出たのは、少しでも長く滑りたいから。堀米に影響されてスケボーを始めた同級生の多くが、教師の目を盗んで路上を滑る中で、彼だけは最後まで約束を守り抜いた。

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