もう風邪扱いでいいじゃん

9割が無症状・軽症か オミクロン株の分析進む
国内で感染が広がる新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」について、症状の分析が本格化している。
沖縄県では感染者のうち9割以上が無症状か軽症だったことが判明。
「感染力は強いが重症化しにくい」。いち早く広まった海外からの報告と、今のところ一致する傾向が見られる。
厚生労働省の専門家組織に提出された資料では、沖縄県で療養中の感染者計675人(4日時点)の重症度が示された。
それによると、92.3%が無症状か軽症で、中等症は7.7%。人工呼吸器などを装着した重症者はいなかった。
昨年7月18日時点では無症状・軽症が72.8%、中等症は26.2%で、オミクロン株の「軽症傾向」が浮かぶ。
また、1日までに診断されたオミクロン株感染者50人の症状を詳しく調べたところ、72%に37.5度以上の発熱が見られた。
せきが58%、倦怠(けんたい)感が50%だった一方、これまで主な症状とされた嗅覚・味覚障害は2%と少なかった。