ちなみに、松本サリンでも事件発生の翌日には原因が「サリン」であると特定されている

シンクタンク機能の試行事業の成果物
https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/pdf/20230314thinktank/seikabutsu/20230314seikabutsu.html

閲覧用その15(PDF形式:960KB)
https://www8.cao.go.jp/cstp/stmain/pdf/20230314thinktank/seikabutsu/shiryou2-2-15.pdf
> 原因物質の分析であるが、実は、事件発生の翌日には長野県衛生公害研究所(当時)において池の水を溶媒抽出し GC/MS にかけた分析結果が出ており、「サリン」と特定されていたの
であるが、分析担当者が化学兵器として使用されるサリンとは到底信じられず、試料を国立医薬品食品衛生研究所に送付、再分析を依頼している。しかし、そこでの結果もサリンと特
定され、長野県警科学捜査研究所においても同様の結果を得たことから事件発生から1週間後に原因物質がサリンであると発表されるに至った経緯がある。筆者はその後当時の分析担
当者と話をする機会を得たが、「標準物質がない中でサリンと特定するには相当の苦労があった。」と回想されていた。