聖路加国際病院から「大量のPAMが必要」との連絡を受けた名古屋市東区に本社を置く薬品卸会社のスズケンは、首都圏でのPAMの在庫がほとんどなかったことから、東海道新幹線沿線の各営業所および病院・診療所にあるPAMの在庫を集め、東京に至急輸送するために、名古屋駅から社員を新幹線に乗せ、浜松・静岡・新横浜の各駅のホームで、乗ってきた社員が直接在庫のPAMを受け渡して輸送するという緊急措置を執った。また、陸上自衛隊衛生補給処からもPAM2,800セットが送られた。