1900(明治33)年には、横浜で創業した明治屋が銀座に出店し、クリスマス向け商品を販売。
広くクリスマスが受け入れられるようになっていきます。

1912(大正元)年に発表された木下利玄りげんの歌に「明治屋のクリスマス飾り灯ともりて煌きらびやかなり粉雪降り出づ」があります。
華やかなイルミネーションが、この頃から街を彩っていたのがわかります。

1926(大正15)年の12月25日に大正天皇が崩御し、後に12月25日が大正天皇祭(休日)と定められたことが、クリスマスの習慣がさらに普及する機会となりました。