第16話「妻たち」

財前(唐沢寿明)と里見(江口洋介)が証言台に立つ日が訪れた。
里見は、よし江(かたせ梨乃)の亡き夫にがんの疑いがあったことを堂々と証言。
関口(上川隆也)は、里見の勇気ある証言に感謝の意を示す。
しかし、国平(及川光博)は、里見が同僚である財前に不利な証言をするのは、
先に教授になった財前への嫉妬心からだと強く非難を浴びせる。
数週間後、判決が言い渡され、関係者らがどよめく中、裁判は終結。
後日、季節外れの辞令で、鵜飼(伊武雅刀)に地方大学への不当な異動を言い渡された里見は、駒(門脇麦)とともに 京の望月東庵(堺正章)のもとを訪れる。