カズレーザー(本名:金子 和令(かねこ かずのり)、1984年7月4日 - )は、日本のお笑いタレント。埼玉県加須市出身。メイプル超合金のボケ担当。相方は安藤なつ。サンミュージックプロダクション所属。

赤い服に金髪がトレードマーク。兄と妹がいる。母方の実家はイチゴ農家[1]。クイズを得意としており、芸人たちからはカズ、カズレーザーと呼ばれることが多い。 2020年に自身のYouTubeチャンネル『カズレーザーの50点塾』開設。

略歴
埼玉県立熊谷高等学校、同志社大学商学部を卒業。大学生時代は喜劇研究会に所属[2]。歴史あるサークルだが、東ブクロ(さらば青春の光)によると、彼らが在籍していた頃は他大学との交流もなく閉鎖的、サークル内でのネタ見せでは「笑ったら負け」の雰囲気があり、それぞれが相手を“えぐる”ようなダメ出しをしていた。そのお笑い養成所のような雰囲気を作り出していたのがカズレーザーで、演者は皆、カズレーザーの意見を求めて集まっていたという[3]。この当時は1年後輩の東口宜隆(現さらば青春の光・東ブクロ)とのコンビ『フルハウス』で活動[4]。フルハウスは大学内の漫才大会では常に1位だったが、2003年に出場した『M-1グランプリ』では1回戦敗退。ナベプロや吉本興業のオーディションを受けたが上手く行かず、ワタナベコメディスクール主催のコンテストに参加した。その際、高校生のハライチがグランプリを獲り、2期の特待生として学費の48万円を全額免除されたが、フルハウスは5万円の免除だけと実力の差を見せつけられたため、ワタナベコメディスクールの入学を断念し[5]、大学卒業と同時に解散した[6]。

2007年の大学卒業後は銀行への就職が内定していたが、「とにかく働きたくない」という思いが強く辞退[7]、その後、芸術家など進路を色々と考えたが、消去法で再び芸人を目指すことに決める[8]。決断した時点でもう既に4月になっており、多くの養成所が締切になっていた中で募集を続けていたTOKYO☆笑BIZを選び、4期生として入学した[9]。