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日本のプロ野球やメジャーリーグでは、ピッチャーとバッターの両方で活躍する「二刀流」はほぼ不可能とされて来ましたが、大谷選手は日本ハム時代にピッチャーとバッターのどちらでも結果を出しています。
そのため、メジャーリーグに渡ってからは初めての「二刀流」適用選手となり、1つの試合で指名打者と先発投手を兼任するという偉業に挑戦することになったのです。

「二刀流」という言葉は元々、江戸時代の剣術家・宮本武蔵が両手に刀を持って戦う姿のことを指しますが、野球では攻守共に戦える選手のことを表しています。
しかし、プロの世界では先発投手であればピッチングに、強打者であればバッティングに専念するのが一般的で、二刀流選手でいることは非現実的とされていました。

大谷選手はこの常識を覆すような、ピッチャーとしてもバッターとしてもハイレベルな成績を残したため、「二刀流は現実になったんだ」というニュアンスをこめて「リアル二刀流」という言葉が広まりました。