新谷仁美のMGCボイコット宣言は至極まっとう 選手を国内に縛り付ける陸連の愚(日刊ゲンダイDIGTAL)

新谷仁美は先月のヒューストン・マラソンで、野口みずきの日本記録に12秒差の2時間19分24秒をマークした。レース後、MGCは目指さない、オリンピックが目標ではないと断言、至極まっとうな考えだ。

そもそも夏季オリンピックの気象条件はマラソンの理想からほど遠い。黒い霧に包まれたオリンピックが絶対無比の目標たり得るのか(まして日本陸連からの出向者が渦中にいる)。
ロシアの参加をめぐりボイコットの動きすらある。MGCファイナルの10月実施では世界選手権(8月半ば)代表は戦えないし、陸連は賞金も提示していない。