動物番組“美談”演出への違和感 「芸能人の手には負えない」保護活動の壮絶な現実(ENCOUNT)

荻野さんのところに送られてくるのは、は虫類以外にも、人を襲った大型犬や1回100万円の手術を受けなければ生きられない猫など、他に引き取り手がなかった動物たち。
莫大な施設の運営資金をまかなうため、本業である建設業の利益のほとんどを保護活動に充てている。

年に1度は興奮した動物に襲われ救急搬送されるような日常で、理念に共感して活動を手伝いたいと申し出てくれる人もいるが、実際に凄惨な現実を目の当たりにすると、多くは「考えが甘かった」と引き返していくという。