糸魚川大火 元ラーメン店主に有罪 「今後の人生で償い」 新潟
https://www.sankei.com/article/20171116-CB5BQ7RP7BI6BKV4XFG2S4R7WI/
昨年12月に糸魚川市で発生した大火の火元となり、業務上失火の罪に問われた同市大町のラーメン店の元店主、
周顕和(けんかず)被告(73)の判決公判が15日、新潟地裁高田支部で開かれ、
石田憲一裁判長は禁錮3年、執行猶予5年(求刑禁錮3年)を言い渡した。

周被告が以前にも火元から離れて鍋の底に穴を開けたケースがあったとした上で「住民の生命、身体、財産に極めて大きな危険が発生し、被害の程度は甚大。
料理人としてはもちろん火気を扱う者として注意義務違反の程度は著しく、重大な結果は起こるべくして起こったものと言わざるを得ない」と指摘。
ただ、当時は延焼しやすい気象状況だったことに加え、社会的な制裁を受けているとして執行猶予を付けた。