世界各地で宗教がらみの紛争やテロが頻発している。ユダヤ教対
イスラム教、カトリック対プロテスタント、ヒンズー教対イスラム教、あるいは
先のイラク戦争でもキリスト教とイスラム教の対立が微妙に影を落とし、日本の
自衛隊までも巻き込んだことは記憶に新しい。世界の真の平和を望むなら、それ
ぞれの宗教がもつ本当の意味、信仰の根底にまでさかのぼらなければ、解決策
は見えてこないのだろう。