ところが実家を査定してもらったところ、父が3000万円かけて建設し、
600万円をかけてリフォームした家が200万円にしかならないというまさかの結果に。
それならいっそのこと更地にしたほうがよいかとも思ったのだが、
なんと解体費用に500万円かかるという驚きの事実が発覚。
実は「空き家をそのままにする理由」アンケートの第1位は、
“解体には費用がかかるから”だったのだ。
その後、松本は自治体が運営している“空き家バンク”に実家を登録。
運よく買い手が見つかり、600万円で売却することができたものの、
結局25年間でトータル1600万円もの維持費を払ってきたこととなり、
近い将来、多くの人が直面する実家問題について後回しにせずに
よく考えようと呼びかけた。