「コンフィデンスマンJP 英雄編」はシリーズ最高傑作なのか?
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本作はCM等でのキャッチコピーが「シリーズ史上最高傑作」となっています。
これは製作サイドの自信の表れだと言えますが、「コンフィデンスマンJP」の映画版においては、果たしてどれが「シリーズ史上最高傑作」と言えるのかは、個人的に判断が難しいと思っています。
それは、制作陣のこだわりで、「コンフィデンスマンJP ロマンス編」「コンフィデンスマンJP プリンセス編」「コンフィデンスマンJP 英雄編」の3作品は、作り方に大きな変化があるからです。
ちなみに、何人かにリサーチしてみると、「3、1、2」といった順の回答が一番多かったです。
ただ、この「コンフィデンスマンJP」シリーズというのは伏線等が多いので、見れば見るほど満足度が上がるような作品。そのため、私は未だに「1」と「2」のどちらの出来が良いのかさえ判断できない状態です。

特に今回の「3」では、これまでのどの作品よりも内容が凝っています。それもあり私は現時点では判断ができず、結局のところ劇場で見た人たちの声でどれが「最高傑作」なのかが決まるのでしょう。
今回の「コンフィデンスマンJP 英雄編」では、「ダー子目線」「ボクちゃん目線」「リチャード目線」といった感じで、「登場人物によって視点が変わっていき、全体像が把握できていく」という面白い作り方をしています。