1991年のソ連崩壊直後、ウクライナは米露に次ぐ世界第3位の核保有国だった。94年のブダペスト覚書で、米英露が領土の安全を保障するのと引き換えに核放棄を受け入れた。
ウォロディミル・ホルブリン氏(83)はウクライナ国家安全保障会議書記として安保政策を切り盛りし、覚書に深く関わった生き証人だ。ミッテラン仏大統領(当時)がその直後、ウクライナのクチマ大統領(同)との面会時に発した一言が、今も脳裏から離れない。
「あなたたちはだまされるだろう」
予言はロシアによる侵略で的中した。ホルブリン氏は「署名国は我々を守らなかった」と嘆息する。国内では当時、核放棄に異論もあったが、ウクライナには核兵器を自前で維持する力はなく、非核化を選んだ。
覚書をあざ笑うように、プーチン露大統領は暴挙に出た。侵略開始の2月24日、ロシアが「世界で最も強力な核大国だ」と誇示し、27日には核抑止力部隊を特別態勢に移すよう命じた。
羽鳥慎一モーニングショー★3
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825名無しステーション
2025/03/05(水) 09:07:33.50ID:Qy4jdhzf0■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています