日産プリンス・ロイヤル 

開発メーカー選定にあたっては、当時の皇太子明仁親王の自動車趣味が間接的に影響したとされる。明仁親王は自ら乗用車のステアリングを握るドライブ愛好者であり、
1954年(昭和29年)にプリンス自動車工業初のガソリン乗用車であるプリンス・セダンの献上を受けて以来、
スカイライン(初代 ALSI型)や、当初から高級車を志向して開発されたグロリア(2代目 S40型)など、プリンス車を長く愛用していた。