「八王子隕石」落下200年 更新日:令和5年4月15日
(1)世界最大の都市・江戸の少し北の上空を飛び、多くの人に目撃された。
  飛行経路は、当時の五街道・甲州街道(現在の国道20号線)に並行している。
(2)八王子市、日野市、多摩市のあちこちに落下。(隕石雨) 
  八王子の古文書・石川日記には「石が降る。」と記載されている。
(3)江戸でも大騒ぎになり、流言飛語が飛び交う。
(4)隕石の破片が地元の名主から幕府に届けられ、天文方が調査する。
(5)その後、忘れられていたが、昭和時代になって京都の古文書中から、
  隕石の破片(0.1グラム)と「八王子に落ちた隕石」と書かれた書付が発見された。
(6)国立科学博物館で分析・調査をされ、国際隕石学会に登録された。
(7)日本の隕石落下の記録で5番目に古い。  現在、国立科学博物館所蔵。(非公開)
https://www.city.hachioji.tokyo.jp/kankobunka/003/002/p020850.html