ナベツネ語録より抜粋

> ◆91年12月 FA制度導入を訴え、コミッショナー側に却下された場合は「ヤルときは本気だ。腹を決めているんだ。新リーグ結成のために毎日弁護士と話し合い、2~3の企業にも話している。オレがガンガン言ったから(FA制導入の)声が出てきたんだ。オレの大嫌いな久米宏(当時ニュースステーションキャスター)だって賛成してるんだ」

> ◆93年3月 ドラフト制度の撤廃を主張し、新リーグ構想を明かす。「巨人、西武の2球団だけじゃない。6球団で新しいリーグをつくればいい。(西武の)堤さんとそういうことを含めて話をして、一緒にやっていこうと」。

> ◆93年9月 FA制度導入決定後、横綱審議委員会で初めて取材に応じ「今年の段階でここまでくればいい。脱党して新党(新リーグ)をつくらずに済んだということだ。まだ野球協約には改善すべき点は多い。例えば議案定数制だが4分の3とか3分の2とかが多すぎる。国連も過半数。少数の守旧派がゴネていては何もできない」

> ◆97年9月 FA資格を取得した桑田の大リーグ移籍について。「オレが肩代わりしている17億の借金はどうなるんだ。そのへんをクリアしてから考えてみてほしいな」。

> ◆13年9月 野球の五輪種目復活へレスリングを引き合いに「国家的見地に立って、野球を繁栄させようとしたら、ルールも変えてもいいから。国際競技になるように。レスリングはそれで成功したわけだから。オリンピックに野球が出るようにならないといかんよ」。