>>189
学習から知性が生じ、知性から実際的教訓(ヨーガ)が、実際的教訓から自制が生ずる。これが学問の効用である。

「学問に陶治された王は、臣民の陶治に専念し、全生類を益することに専念し、対抗者なき大地を享受する。」
ここでの”陶冶”の意味。
人格や能力を鍛え上げることを意味する表現。
感官の制御は学問における修養を要因とし、愛欲・怒り・貪欲・慢心・驕慢・[過度の]歓喜を捨てることにより得られる。
※感官の制御とは、耳・皮膚・眼・舌・鼻という感官が、音声・接触・色(外観)・味・香に対して迷わないこと。