「石破・トランプ」不安の声 電話5分、性格反対の見方も
https://news.yahoo.co.jp/articles/b28e9fdf6d97aee651cc11e249580fa36263f545/comments
白鳥浩 法政大学大学院教授/現代政治分析
 解説通訳を介した5分間の「会談」であるが、はたして「会談」とよべるのであろうか?
 通訳が入るとすれば、正味半分ぐらいの「挨拶」をかわしたというところではないか。
 何といっても、トランプ氏は「経営者」であり、もともと「政治家」ではない。そこで、おのずから相手のトップとの「交渉(ディール)」を行うことを重視する。そこでは、相手を信頼するに足る、時間を共有する、という事が必要であり、会食を共にしたり、ゴルフなどの何らかのアクティビティを共有する経験が必要である。
 ところが、石破氏は、初の外遊であるASEAN首脳会議でも、各国首脳との夕食中に中座して自室に籠っていたという。そうした姿勢では、トランプ氏とは良好な関係を構築できない。