個人の好みまでもコンピュータ管理の下に置けるようになる

 産業構造のもとにある各個人の要素は、消費者本人であることを確認する(協会が 認定)消費者動向コンピュータ協会の識別(包装に印刷されている万国製品コード UPCのゼブラ縞価格コード)のように、
識別された個人の好みも、コンピュータ管 理の下に置かれるようになる(クレジットカードの使用を経て、将来は番号が通常の 光の下では識別できず消えることのない「入れずみ」をさせることによって)。<経済学への適用>

 経済衝撃テストによって安い労働資源を得ることができる

 航空機の機体衝撃テストでは、機体に搭載して発射させた銃器の反動の波動が起こ す衝撃波が、航空機の部分か全体かその翼かに、ギター弦やフルートの弁や音叉のよ うな細かなあるいは荒っぽい振動を起こし始め、
飛行中に崩壊するか空中分解するか の状況を、航空エンジニアに知らせる。経済エンジニアは、[経済衝撃テストによっ て]同じ結果を獲得する。すなわち、牛肉、コーヒー、ガソリンあるいは砂糖などの 主要商品を注意深く選んで、経済と消費者大衆の動きを研究し、
次には価格や有用性 に突然の変化あるいは衝撃を与え、それによって、各人の予算と購買習慣を跡形もな く断ち切る。次いで、経済エンジニアは、衝撃波に起因する広告、物価、あれこれの 商品の販売における変化をモニターした結果を観察する。
こういう研究の目的は、経済一般の動向や変化を予測可能な状態にし、一般大衆が、ある種の「専門家」たちが 金のシステムをコントロールし、万人のために(自由や正義よりも)安全を回復すべ きだと確信している傾向を自滅させるノウハウまで得ることにある。
実験材料になる 市民たちが、かれらの財政問題をコントロールできなくなるとき、かれらはもちろん 完全に奴隷化された、安い労働資源となる。<経済衝撃テスト>