1953年 米軍統治下の沖縄でデビュー。
以来県内各地の基地を中心に大きな人気を博す。

60歳を前に、バンドマスターでもあった最愛の夫の死に直面し、
10年以上もの間、歌うことが出来なかった。
ある日、ラジオから流れてきたJAZZが彼女に歌う事を思い出させ、再びマイクを握る。
昨年 彼女の音楽を残そうという有志の想いが結集し、人生初めてのアルバムをリリース。
その作品は雑誌「JAZZ批評」で特別賞を受賞。

今年8月には、NHK福岡放送局が制作したドキュメンタリー
「The Life~人生はジャズと共に 齋藤悌子87歳~」が放送され、大きな反響を呼んだ。