1947年、久留米の『三九』というラーメン店で、店主はいつものようにスープを仕込んでいた。
しかし店主が目を離した隙に火加減が強まり、スープが白濁してしまった。
濁ってしまったスープを捨てようと思った店主がふとスープを飲んでみると、これが信じられないくらいおいしかったという。
これをきっかけに「とんこつラーメン」は、白濁したスープが主流になっていく。
誰もが知る白くてこってりした「とんこつラーメン」は思わぬアクシデントから生まれたのだ。

赤か