岡安 譲(おかやす ゆずる、1974年5月26日 - )は、関西テレビ編成局アナウンス部所属のアナウンサー。

来歴
埼玉県久喜市の出身で、小学生時代にテレビ朝日のプロレス中継を通じて古舘伊知郎(元・同局アナウンサー)の実況に憧れたことからアナウンサーを目指した。

小学校からの卒業後は、慶應義塾中等部から慶應義塾高等学校を経て慶應義塾大学法学部政治学科へ進学。自由民主党参議院議員の和田政宗(広報副本部長)は大学時代からの親友で、就職活動でもNHKと関西テレビのアナウンス職試験を一緒に受けていた。その結果、和田はNHKに採用。自身は関西テレビの試験に合格したため、大学卒業後の1997年4月1日付でアナウンサーとして入社した。

上記のように大学生時代まで関西地方と縁がなかったにもかかわらず、関西テレビへの入社を希望したのは、同局のアナウンサーであった杉本清への憧れであった[2]から競馬中継の実況を志していたことによる[3]。岡安は大学生時代から競馬自体への造詣を深めていることもあり、入社後は競馬中継の実況に力を入れている。折しも、関西テレビでは、岡安の入社と入れ替わる形で杉本が定年退職。先輩アナウンサーの豊田康雄も、報道番組のキャスターに専念すべく、競馬の担当から離脱することとなり、その豊田の後任で岡安が競馬実況を担当することとなった。