「憩室炎」とは、憩室に糞便が溜まり続けることで内部に細菌が繁殖し、憩室に炎症が起こる状態です。 発熱や腹痛、下痢などの症状が現れます。 炎症の程度によっては、腸管穿孔(ちょうかんせんこう:腸管に孔があく疾患)や膿瘍が生じる危険性もあるため、憩室炎を疑った場合には血液検査や腹部CT検査を行い、炎症の状態を評価します。