もらった箱を開いて中の煙を浴びた浦島太郎は、「御伽草子」では鶴に変身することになっています。鶴になった浦島太郎は蓬莱山へ飛び立ち、そこで亀の姿になった女性と再会して幸せに暮らすのです。

そう、「御伽草子」では乙姫は亀の化身として描かれます。彼女は、浦島太郎が助けた亀が人間の女性に姿を変えたものなのです。