ヘルパンギーナはウイルスに感染することによって引き起こされる咽頭いんとう炎です。

発症の原因となるウイルスは、コクサッキーウイルスやエコーウイルスなど“エンテロウイルス”と呼ばれるタイプのウイルスとされています。

これらのエンテロウイルスは接触感染(物に付着したウイルスに触れ、その手で口や鼻に触ることで体内に取り込んでしまう感染経路)と飛沫感染(ウイルスが含まれる感染者の唾液のしぶきを吸い込むことで体内に取り込んでしまう感染経路)によって感染が広がっていきます。
そのため、保育園・幼稚園・学校など子どもたちが密接して過ごすような環境で流行しやすいと考えられています。