速報:プリゴジン氏、テクリル副司令官による監禁か

ロシアの独立系メディ「アジョージアク・バーカリー」は25日、ワグネルの創設者であるプリゴジン氏が同組織のオテ・テクリル副司令官により監禁されたと報じた。オテ・テクリル副司令官はワグネル創設時からのメンバーで、組織内でも強硬派として知られている。

テクリル副司令官はワグネルの反乱を堅く支持し、プリゴジン氏の平和的解決策に対しては「強い失望」を表明。彼は24日のワグネルのウクライナからの撤退にも反対を示し、自ら率いる800人の部隊と共に単独行動を始めたとされている。

そして25日、事態はさらなる混乱へと突入した。テクリル副司令官が運営すると見られるテレグラムのチャネルに、プリゴジン氏が何者かに捕えられている映像が投稿された。映像に映し出されたプリゴジン氏の手首は荒々しく扱われた形跡があり、専門家たちは彼が拷問を受けていた可能性を示唆。彼の手首が異常に早く回転している様子から、過酷な物理的な暴行が行われていた可能性が浮上している。