これの問題は
少年がやった事とこの損害賠償額が果たして釣り合うのかというところ

少年のやった行為は当然非難されるべきだが、スシローの主張する損害はその後の拡散によって生じた部分であるということだ
醤油を舐めたことで直接的に発生した損害ではない

分かりやすく言うと、スーパーの野菜コーナーで子どもが大根を舐めた
行為自体はそこまで悪質ではないが、これがインフルエンサーによって拡散されて同様の訴訟が起きた
これは「うちの商品に滅多なことをすればこんな目にあうぞ」という客に対する恫喝にほかならない
殆どの客はそんなことはしないのにだ

これを理解せずにスシロー側に感情的に同意してもっとやれやれと言っている人間は、客である自分自身が企業から泥棒扱いされていることに気づいていないのだ