ウェマーレ族のハイヌウェレの神話は次のようなものである。

ココヤシの花から生まれたハイヌウェレ(「ココヤシの枝」の意)という少女は、
様々な宝物を大便として排出することができた。

あるとき、踊りを舞いながらその宝物を村人に配ったところ、
村人たちは気味悪がって彼女を生き埋めにして殺してしまった。

ハイヌウェレの父親は、掘り出した死体を切り刻んであちこちに埋めた。
すると、彼女の死体からは様々な種類の芋が発生し、人々の主食となった