ABEMAは、4月5日に開幕する「第81期名人戦七番勝負」(毎日新聞社・朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の完全生中継が決定したことを3月31日に発表した。第1局の中継は、4月5・6日午前8時30分から放送を行う。
「名人戦」は将棋界で最も歴史のあるタイトル戦で、名人の起源は江戸時代までさかのぼる。タイトルホルダーと挑戦者が七番勝負を戦い、先に4勝した方が名人位を獲得する。
今期の挑戦者は現在、竜王・王位・叡王・棋王・王将・棋聖と六冠を保持する藤井聡太竜王(20)。谷川浩司十七世名人(60)が1983年に樹立した最年少名人記録(21歳2カ月)を40年ぶりに更新する可能性があり、大きな注目を集めている。最強の挑戦者を迎え撃つのは歴代4位のタイトル31期を誇る渡辺明名人(38)。今回の番勝負に名人位4連覇をかけて臨む。
さらに、ABEMAではこの歴史的な対局に合わせて中継の画面構成を刷新。対局中の画面内に表示されている情報を追加・集約するなど、より視聴しやすいデザインに変更する。本七番勝負を皮切りに、4月11日に開幕する叡王戦五番勝負などにも順次対応を予定している。
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