アメリカでは犬を安楽死させることも

飼い主さんや獣医師の意思・意見で犬の命を終わらせてしまう安楽死。
どんなに愛犬が苦しんでいたとしても、飼い主さんの意思で愛犬の生を終わらせてしまうことは、なかなか決断できないことなのではないかと思います。

しかしアメリカでは、愛犬が治療をしても回復する見込みがない場合、飼い主さんはひとつの決断を迫られます。それは「治療をするか、安楽死させるか」。

この決断が迫られた場合の治療とは、回復させるためのものというよりも延命治療に等しいものです。
終わらない痛みに耐え、ごはんも食べられず、走り回ることもできない、そんな状態の愛犬の命を無理に延ばすことが、その子にとって幸せなのかどうか…。

犬らしい幸福な生活を守ってあげたいという想いから、「延命治療をしない」という選択の延長にある安楽死を選ぶ飼い主さんが、アメリカでは多いのかもしれません。