10月8日(土) 04:50〜05:20

大阪府堺市の社会福祉法人コスモス。知的障害がある人の「グループホーム」や、「作業所」、「ショートステイ」など、
38施設を運営し、570人を支えている。この冬の第6波で、施設に住む障害者が次々と感染。
しかし、病院にも府の療養施設にも受け入れてもらえず、コスモス側が施設の中で看病を続けた。
そして感染は、利用者から職員へ…。あわせて約250人が感染する大惨事となった。その結果、コスモスは事業の停止による
「減収」と看病のための「出費」で、わずか3ヵ月で、8500万円もの損失を抱えてしまう。その一方、国や自治体からの補助金はあまりに乏しく、
損失のわずか1割弱しか、取り戻せていない。この大きな穴を、どうやって埋めたらよいのか?
第6波を闘い抜いた職員のボーナスは?利用者の家族が希望しているグループホームの建設はいったいどうなるのか?
国からも自治体からも置き去りにされた事業所の約9ヵ月を記録する。

朝日放送テレビ