猪木氏“闘魂外交”再注目で際立つ「アベ外交」の無策…北朝鮮の独自ルートを元首相バッサリ(日刊ゲンダイDIGITAL)

ところが、その3カ月後に当時のトランプ米大統領が金正恩朝鮮労働党委員長と初会談を果たしたからか、安倍元首相は翌19年「前提条件をつけずに金委員長と向き合う」と言い出したのだから始末に負えない。

「猪木氏の質問後、安倍氏周辺や外務省は猪木氏本人に助言を求めたのでしょうか。現在、北朝鮮はミサイルを発射するなど頻繁に挑発行為に出ていますが、猪木氏の話を聞いていれば、こんな状況にはならなかったのではないか。
結局、安倍氏は『オレが解決するんだ』『猪木に手柄を渡したくない』と考えていたのでしょう」(角谷氏)