小津安二郎(東京物語の監督)は中産階級(のちにひずめられた意味と違ってMIDDLE CLASS=プチブルジョア階級、すなわちブルジョアに準ずる富裕層)を描くことで
観客の憧憬をあおったって指摘があるけど磯野家、藤子不二雄作品も
「おいおい、こんなブルジョア家庭どんだけあったんだよ昔」(磯野家ですら長男長女同室@アニメなのに藤子っ子は個室が多い)
長谷川町子もドル持ち出し制限の時代(一定額以上の外貨は日本から持ち出してはいけなかった時代がありました)にヨーロッパ一周旅行してんだから(サザエ夫妻もしてる)
こういうプチ富裕層設定はプリキュアでも踏襲されてる
ど根性ガエルみたいな長屋王も昔のアニメにはよくいた気もするけど(ジャイアンですら一戸建てに住んでるからドラは裕福な世界なのだ―コロコロコミックは富裕層の子弟が多いよな…)
「裕福な家庭が多いので、貧困家庭が途方もなく貧しく見えてしまう」(ヤマノススメ)
「美形だらけなので、美人設定は台詞で説明しないとわからない」(画力の問題もある)などは漫画アニメによくあるのだ