新型コロナウイルス対策の国の「持続化給付金」や「家賃支援給付金」計約590万円をだまし取ったとして、広島県警は23日、広島弁護士会の弁護士、加島康介容疑者(47)=東広島市西条町田口=ら2人を詐欺の疑いで逮捕した。捜査2課によると、持続化給付金の不正受給容疑で弁護士が逮捕されるのは全国で初めて。

 他に逮捕されたのは会社役員、熊本俊二容疑者(56)=広島市南区東雲2。捜査2課は2人の認否を明らかにしていない。