韓国の原子力発電所は4カ所(古里・新古里、ハヌル、月城・新月城、ハンビット)と少ないが
1カ所で6基が稼働しており韓国内の総電力消費量の約45%を占めている。
月城(ウォルソン)の原発のうち4基はCANDU炉(重水炉)で
この型式の炉は日本の軽水炉に比べてトリチウムの排出量が1桁以上多く
福島第1原発に貯留しているトリチウム総量は1千テラベクレルだが
月城原発のトリチウムの累積放出量はその約6倍にあたり日本海に放出されているとの報告もある