ウクライナは昔から非現実的な外交で成果が出ていないのが現実。
ttps://src-h.slav.hokudai.ac.jp/publictn/47/fujimori/fujimori-1.html

 ウクライナ経済がロシアに依存しているという現実は、ウクライナにいかなる指導者が現れようとも、
考慮せざるを得ない制約条件であり続ける。1999年11月、大統領選挙でクチマが再選されたが、
こうした制約条件は何ら変わっていない。特に1999年末からは、ロシア側がエネルギー債務の
償還を求めて圧力をかけている一方で、ウクライナ・IMF間のクレジット再会交渉が難航している
という状況が生じており、クチマ政権は一層厳しい政策運営を迫られているのである。