>>521
しかし、12月までに最終的に援助を認める更なる修正案を最終決定の予算案として改めて可決したため、アゾフ連隊への軍事支援はしばらくの間継続した[40]。 翌年以降も毎年、下院通過支出法案には、ウクライナへの米国の援助によるアゾフ大隊への禁止が盛り込まれ続けたが、毎年最終通過前にその条項が取り除かれた。しかし、2018年にはアゾフの援助の禁止を盛り込んだ支出法案がようやく成立し、アゾフへの支援がようやく見合わせられるようになった。ただし、米国政府はウクライナ政府とアゾフ大隊への支援は区別しており、いわゆるリーヒ法の下での必要な審査が、米国がアゾフを支援することを防いでいるとして(リーヒー法は、「国務長官が特定のユニットが重大な人権侵害を犯したという信頼できる情報を持っている」場合、米国の支援がそのグループに行くことを禁止している)、ウクライナへの同様の支援は継続している[41]。

しかし、アゾフ連隊は公に外国人排斥を主張しているわけではないとされる他、「自分達はネオナチではない」と主張しているとされる[30]。

2015年6月、カナダ国防大臣は、カナダ軍がアゾフ大隊に訓練や支援を提供しないことを宣言した[42]。