「ドラえもん のび太の新恐竜」のスパルタ教育と根性論 誤った“多様性”の危うさを考察 | itmedia.co.jp

この展開を、親御さんがストレートに受け取り、そして子どもの教育に反映してしまいかねないと、危惧さえしてしまう。
「キューちゃんだって飛べたんだから、のび太だって逆上がりができたんだから、あなたもできるでしょ」といった具合に。

劇中ののび太は、自分の自己否定的な気持ちをキューに押し付けて、それを無理やり克服させようとしている、親のエゴの塊にさえ見える。
「つらくても頑張ったら報われる」というのは、つらい価値観の押し付けにしか思えないのだ。