私、副島隆彦は、今朝 23日は、午前2時に起きた。そしてロシア軍のウクライナ東部への侵攻を知った。きっとテレビ、新聞はお騒ぎをしているだろう。下の方に記事を一個だけ載せる。世界は一気に戦争体制に入った。ここから先は、民間人国家戦略家を自任する副島隆彦の重大な決意での、近(きん)未来予測、予言である。今から2年後の2024年末まで、世界は大変動期に入った。

 はっきり書く。もしバイデン大統領がアメリカ軍を3万人、キエフ(の郊外)にただちに派遣できなければ、アメリカの負けである。EUとNATO(ネイトー)の中の大国(強国。列強=パウワズ、powers =である、英、仏、独 )の3国が キエフに1万人の軍隊を派遣できなければ、NATOは瓦解する。その歴史の前例がはっきりしている。

 今、アメリカ軍は、隣国のポーランド国境線にわずか9千人いる。ヨーロッパのNATO軍は、なんと兵力350人をポーランドに派遣した。たったの350人だ(笑い)。キエフではない。フランスとドイツはやる気がない。根性なしの列強(powers パウアズ、大国)だ。ロシアと戦争をする気がない。だからNATOは瓦解、崩壊するだろう。

 いくら、日本国内で、プーティンの悪口を、バカ・メディア(テレビ、新聞)が、ワーワー言おうが、書こうが、西側同盟 ( the West ザ・ウエスト)の負け である。ウクライナ国を2つに割っての睨(にら)み合いとゴタゴタが、ずるずると2024年まで続く。全面戦争はない。だが毎日、毎日の戦争報道だ。私、副島隆彦は、それをニヤニヤ笑いながら見ていようと思う。

 西側諸国が、ロシア非難声明を出して、ロシアの議員や財界人に、経済制裁(エコニミック・サンクション)をいくら掛けてみても、そんなものは何の意味もない。これまでもずっとやってきたことだ。「プーティン氏は、ヨーロッパの団結を甘く見ない方がいい。ロシアに対して強力な制裁を課す」と、形だけの怒りの表明をしてみても無力だ。