そして、途中は抜かしますが、2013 年に出されたアメリカの診断基準、DSM-5 で性別違和(gender dysphoria)という概念が出てきました。そのときに性別違和自体は、精神疾患の中から外されたのだと思います。それまでは精神的な疾病とされていたのですが、そうではないことになりました。WHO の診断基準の最新版、ICD-11 が今年6月に出されましたが、そちらでも「性別の不一致」というような考え方によって診断することになりました。また、そちらでも性同一性障害は精神疾患から外され、「性の健康に関連する状態」という分類に変わりました。このように今、精神医学の中でも、性別に関することがどんどん変わってきています。発達障害の ASD、ADHD もそうですが、最近出てきた概念に関してはまだまだ研究不足の部分があったり、いろいろと変わっていったりしますので、我々としてもついていくのが大変です。

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