テレ朝・玉川徹氏の“電通発言”で改めて考える ワイドショー「煽る」報道手法の問題点(日刊ゲンダイDIGTAL)

「情報番組にとって“おいしい”ネタが煽れるような話題。視聴動機につながる」と言われるテレビ界。コロナのように有事の時は煽ることも必要だが、平時で煽る題材がない時でも煽れる話を探す。典型的な例が、天気だ。

ワイドショーはまるで天気番組のようでもある。先月も日本上陸1週間前から「トリプル台風」「風速70メートルの超大型」と連日、番組の大半を使って報じる番組も多かった。
結果、大型にはならず。「予報が大げさ過ぎる」と非難もあったが、天気報道は外れてもクレームは少ないが、あまり煽り過ぎれば「狼少年」のように信頼が薄れる恐れもある。